「江戸しぐさ」とは・・・?

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Message 越川禮子(NPO法人江戸しぐさ)



最近、「江戸しぐさ」が色々と話題になっているようですね。しかし、私はこれまで、この言葉を全く認識していませんでした。

私は子供の頃から、映画やテレビなどで時代劇(主に江戸時代)を沢山見てきましたし、小説などでも時代ものをよく読んできましたが、こうした言葉を見聞きしたことはありません。

この「江戸しぐさ」という表現が何だかんだと言われるようになったのは、実は政府・文部科学省が道徳を「特別な教科」として検定教科書を導入することになり、平成26年度から使用できるように全国の小・中学校に配布することになったのですが、その中でこの「江戸しぐさ」について触れるページがあり、それがネットで騒がれ出したからです。



何でも、「江戸しぐさ」が掲載されているのは、『私たちの道徳 小学校5・6年』(廣済堂あかつき)の58~59ページで、「江戸しぐさに学ぼう」と題して”かた引き”や”かさかしげ”などが紹介されているそうです。

何のことかと調べてみましたら、「肩引き(かた引き)」とは、人ごみですれ違うとき、お互いに肩を引いて体を斜めにして通り過ぎること、だそうです。

現代の都会に住む人々にとっては、こうしたことはある程度、常識のように思いますが、これが江戸時代の人々の習慣であったのかと考えますと、違和感を感じざるを得ません。



また、「傘かしげ(かさかしげ)」とは、雨の日に往来ですれ違うとき、お互い傘を外側に傾けること、だそうです。これも考えるとオカシナことに気づきます。

何故なら、江戸時代は和傘(番傘)しかありませんし、江戸町人が皆、番傘を利用していたかといいますと、そうではありません。武家や裕福な者しか番傘をさしたりしていません。

更に、番傘の場合、傘を傾けるのではなく、傘をすぼめたり、すれ違ったりしたはずですからね。現代の洋傘のような使い方はできなかった、と思います。



この教科書の記述でオカシイのは、江戸に全国から文化や習慣の違う人たちが集まり「おたがいに仲良く平和に暮らしていけるよう」商人の間で普及したとして、「お天道様にはずかしくないように行動することや、 人のおかげで物事が成り立っていると考えることなどを通して、真心をもって人間関係を大切にしようとしていたことが分かります」、と強調していることです。

江戸時代に、こんな現代人的な発想の、実に理想的なことが一般的に行われていたとは考えられません。何だか、江戸時代が如何に道徳的にいい社会であったかを、無理やり強調しているようで、何らかの作為さえも感じます。

江戸時代は、確かに同時代の世界の国々に見られないほどの人口が集中した大都市だっただけでなく、実に街がキレイだったとも言われています。



それは人々の意識が高かったことの反映かも知れません。また、儒教や仏教などの影響で、人々の生き方もある程度、道徳的なものが浸透していたかもしれません。

ですが、如何にも現代に比べて江戸時代が理想郷のように取りあげ、人々の日常を「江戸しぐさ」などと特別視して現代の道徳教育に利用しようとする姿勢には疑問を感じます。

実際、この「江戸しぐさ」については信憑性がないと指摘する専門家も増えています。彼らは、「商人の秘伝のルールが一般町人までマナーとして伝播していたのか」、「喫煙禁止という張り紙が江戸時代にあったのか」、といったさまざまな疑問点を上げており、その実在を示す史料の存在が確認されていないと訴えています。



『江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統』(星海社新書)の著者で文明史研究家の原田実氏は、この件について下記のようにツイートされているそうです。

『文部科学省が教材に「江戸しぐさ」を採用している件について政府が嘘も方便と国民を騙す姿勢でいることを懼れる意見があるけどもっと恐ろしいのは政府が「江戸しぐさ」が嘘だと気づかない程度の能力だという可能性の方だと思う。』

『ああ、そうか、安倍首相が長州閥だということは安倍政権が「江戸しぐさ」を嘘と知りつつ教育に導入している、という説への反証になるな。内容をよく調べなかったからこそ取り入れてしまったわけで…よかった、政府は別に国民を騙そうとしたわけじゃないんだ(棒)』



このように、江戸時代における「江戸しぐさ」の実在を示す史料の存在が確認されていないにも拘らず、これを広げようとしているのが、「特定非営利活動法人江戸しぐさ」という組織で、その主催者が冒頭の動画で語っておられる、理事長の越川禮子氏です。

尚、「江戸しぐさ」であるとされるものの一部として、「肩引き」や「傘かしげ」の他にも下記のようなことが上げられています。


時泥棒:断りなく相手を訪問し、または、約束の時間に遅れるなどで相手の時間を奪うのは重い罪(十両の罪)にあたる。

うかつあやまり:たとえば相手に自分の足が踏まれたときに、「すみません、こちらがうかつでした」と自分が謝ることで、その場の雰囲気をよく保つこと。

七三の道:道の、真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の3割にして、残りの7割は緊急時などに備え他の人のためにあけておくこと。

こぶし腰浮かせ:乗合船などで後から来る人のためにこぶし一つ分腰を浮かせて席を作ること。

逆らいしぐさ:「しかし」「でも」と文句を並べ立てて逆らうことをしない。年長者からの配慮ある言葉に従うことが、人間の成長にもつながる。また、年長者への啓発的側面も感じられる。

喫煙しぐさ:野暮な「喫煙禁止」などと張り紙がなくとも、非喫煙者が同席する場では喫煙をしない。



まだまだ、「江戸しぐさ」と称せられる事柄は沢山あるようですが、どうにも腑に落ちないものが多いように見受けられます。

専門家がその存在を否定するようなものを、わざわざ「江戸しぐさ」と称して学校の道徳教育に利用しようとしているのか、その真意はどこにあるのでしょうか・・・?

まあ、為政者ヤ権力者は道徳教育を全面に押し出して、人々を一定の枠の中に閉じ込めてコントロールしやすいように仕組んでいるのでしょうか、果たして今更そんなことが成功するのでしょうか・・・。


【江戸しぐさ】「ウソ」を道徳教科書掲載? 研究者「政府が嘘だと気づけない能力の可能性も」(深澤真紀)




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