SNEP(スネップ)な人々

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何時頃からでしょうか、或る特定な状況にある若者たちの生態を「ニート」と称せられるようになりました。私はこの表現には強い違和感を抱いています。

この言葉は最初、1999年にイギリスの政府機関・社会的排除防止局が作成した調査報告書『BRIDGING THE GAP』の中にある一文「Bridging the Gap:New Opportunities for 16-18 years olds not in education, employment or training」(日本語訳「ギャップを埋める:教育、雇用、職業訓練に参加していない 16~18歳の若者に対する新しい機会」)の「not in education, employment or training」という部分の頭文字を取り、「NEET」と略したものが始まりだそうです。

でも今では、発症の地であるイギリスでは、もはや使われなくなっている言葉のようです。しかし、日本では依然として盛んに使われていますが・・・。



ところで最近、日本ののニート研究の第一人者と言われている、東京大学社会科学研究所の玄田有史教授が新たな言葉を提唱されています。

それが、ニートに変わる「SNEP(スネップ)」という表現です。SNEP(スネップ)とは「Solitary Non-Employed Persons」の略称で「孤立無業者」と言うことだそうです。

特に、「20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚無業のうち、ふだんずっと一人か、一緒にいる人が家族以外にいない人々」を指す言葉と言うことのようです。

60歳以上の高齢無業者のように、年金による生活収入のある可能性がある人々は含まれないそうで、また、専業主婦(夫)のように、配偶者によって収入のみこめる既婚者はこれに含まれていません。



上記の玄田有史教授によりますと、SNEPは約162万人(2011年)に上るそうです。中でも多いのは20代が60.2万人で、30代では44.8万人や、40代では35.2万人になっており、どの世代も急増しているそうです。

そして、未婚無業者のうち6割以上が、一人ぼっちか家族としか会わないSNEPになっていて、特に40代は孤立する率が高い(68%)と言われています。

このような状況について、“大人のひきこもり”問題を取材してきたジャーナリストの池上正樹氏は、次のように指摘されています。(「J・SPA!」の記事より)


『最大の原因はセーフティネットの不備。転職市場から見放された人はハローワークを頼るのですが、実は“まともな求人”がほとんどない。募集数はたくさんあるんですが、「ハローワークにも求人を出す良い企業」という社会的なイメージアップのためだけで、実際に採用されない話はよく聞きます。』

また、池上氏はハローワーク経由で紹介された会社に面接に行った、ある中年男性の例を上げておられます。

『「資格がないからダメ」と落とされたので、その資格を取得してまた面接を受けました。でも、やっぱり何かと理由をつけられて落とされたんです。そんなことが何社も続くうちに働く意欲を失い、ひきこもりのようになってしまうケースが最近目立ちますね。』



現在の日本社会は極端に経済格差が広がり、一部の者が潤うだけで、多くの弱い立場の者が苦しむ状況に陥っています。

特に中年の方が無業者になった場合、サポートしてくれる公的支援はほとんどありません。そのために社会復帰が難しく、必然的に失業期間が長期化してしまっているのが実情です。

これは先の「J・SPA!」で紹介されていたのですが、名のある証券アナリストが、40代「無職・ひきこもり」になったという記事がありましたので、それを転載させて頂きますが、人ごとではないことが分かります。



ーー引用はここからーー

名のある証券アナリストが、40代「無職・ひきこもり」になるまで

・職歴大手銀行に入行後、金融機関などを経て大手証券会社に就職。証券アナリストとして活躍
・現在の貯蓄額 10万円

どんな華やかな仕事についていても、ちょっとしたはずみで歯車が狂ってしまう。それを思い知らされるのが、現在42歳の田中さんのケースだ。

大手証券会社で証券アナリストとして活躍していた田中さん。有名出版社から共著や翻訳書を出したほか、経済誌に署名入りで記事を寄稿することも多かったが、最初に就職した大手銀行ではあまりの忙しさに体を壊してしまい退職。

その後、人材紹介会社から紹介された転職先では、「最初は契約社員で入って、すぐに正社員にしてくれるという約束だったのに、会社の人事部に確認すると『正社員への登用制度はない』と言われたこともありました」という。

そんなことに気を揉んでいる最中、「リーマン・ショック」と「父親の介護」という2つの大問題が重なってしまう。


「両親は昔から仲が悪く、ずっと別居していました。私は母のためにマンションも買い、同居もしていました。病気で父が倒れたときも母は無視。私が東京から地方の実家まで通って面倒を見ることになったんです」

しかし、証券アナリストはただでさえ激務な職業。父親の介護との両立は無理な話だった。円形脱毛症になるほどのストレスを抱え込んだ田中さんは、父親を介護施設に入居させたあと、証券会社を退職してしまう。

「金融は好きな仕事だし、自分に向いているとも思っていますが、いろいろありすぎて疲れてしまったというのが正直なところです」

そこから2年間、田中さんは自宅にひきこもった。精神的にも不安定な日々が続き、今も定期的に心療内科に通院している。

「自分は落ちぶれてしまったという思いが強すぎて……。現状をうまく受け入れるためには、まだ時間がかかりそうです」

貯金を取り崩して生活していたものの、ローン返済もあり、現在はマンションを売却。母親と2人で団地住まいを始めたが、田中さんの苦難はまだまだ続いている。

「震災のせいで地価が下がり、マンションを売ってもまだローンが残っているんです。おかげで貯金もほとんどなくなりました。家族に人生を翻弄されたうえに、これでは結婚なんて夢のまた夢です」

ーー引用はここまでーー



さて、上記で紹介しました、玄田教授は論文「孤立無業者(SNEP)の現状と課題」の中で、「本稿で発見された事実は、スネップがニート以上の広がりをもって拡大しつつあり、尚かつ支援の手が届いていない無業者が多数にのぼることを意味している」と語っておられます。

また、「就業による自立支援が必要とされているのは、若者だけでない。今や、中高年層に対しても支援が不可欠である」と指摘されています。

私は最初に申し上げましたが、ニート(NEET)とか、このスネップ(SNEP)のような特別な言葉を使って、ある一定の人々を区別することには違和感があります。



ですが、玄田氏が指摘されているような深刻な状況が現実に起こっているのは間違いないことだと思います。

唯、これを政治の貧困や経済格差のなせる業のように考えるわけにはいきません。こうなったのも、その背後にはそれなりの真の原因があるはずでは。

その一つとして考えられることは、これまで私たちが常識としてきたことや価値観などが間違っていたことが挙げられます。地位や名誉や金銭があることが幸せだとする価値観は、既に崩壊しているのではないでしょうか・・・。






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