ほめる達人(ほめ達)

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ほめる

こんなことは言うまでも無いことかもしれませんが、人間は誰かに「褒(ほ)められる」と嬉しいものです。苦虫を潰して怒る人はいないと思います。

いやいや、人間だけではありません。ペットなどの動物も人間が褒めると喜びの表情や仕草をします。また、花や観葉植物などの植物、更にリンゴなどの果実や野菜など、全て命あるものは人間の褒める言葉に反応して、良く育つことが知られています。

これほど、相手を褒めるということは計り知れない力を発揮します。ですから、昔から子供は褒めて育てよ、と言われているのも道理です。



ところで、この褒めることを積極的に進めている「ほめ達」と言われる人たちがいることをご存知でしょうか。最近はテレビや雑誌、新聞などでも盛んに取り上げられているようですから、既にご存知の方も多いのではないかと思います。

「ほめ達」とは「ほめる達人」のことで、企業の「ほめ達」は会社の部下や同僚のいいところを見つけて褒め、業績アップにまでつなげてしまいますし、子育てや教育の現場でも注目されるようになっています。

そんな達人たちの「協会」を立ち上げ、検定試験まで始めた西村貴好さんと言う方がおられます。産経新聞の記事(Yahooニュース)で下記のように語っておられます。



ーー引用はここからーー

西村:(記者の差し出した名刺を見るなり)佐々木詩さん、「詩」と書いて「うた」と読むんですか? すてきな名前ですね。

 --あっ、ありがとうございます。いつもこんな風に挨拶されるんですか?

西村:そうですね。僕は「ほめ達」、“ほめる達人”ですから。相手の名前を褒めます。名前に関心を寄せるということは、相手の存在に関心を寄せていることを伝えます。佐々木さんの「詩」ってすてきな名前。文字を仕事にされる記者さんにぴったりです。

 --なんだか恥ずかしいけどうれしいです。「ほめ達」とは、とにかく人を褒めようということですか

西村:いいえ。僕たちが考える「褒める」はおだてたり、おべんちゃらを言うのではないんです。ただ褒めればいいのではなく、人や物、起きた出来事の価値を見いださなければいけません。

 --価値発見ですか

西村:「ほめ達」とは、他人と自分は絶望的に違う、ということを知っている人なんです。違いを知り違いを楽しめる人、自分と違う点は欠点に見えることもある。それを個性、魅力ととらえることができるのが「ほめ達」です。

 --おだてる、とは明らかに違うんですね

西村:ええ。「褒める」が「おだてる」と明らかに違うのは、褒め言葉に「事実」が入っているということです。誰のどんな役にたったか伝えてあげるのです。たとえば「○○さんのきれいな字を見て、自分もきれいに書こうと心がけていたら、最近周囲から字を褒められるようになりました」とか。それでも相手が恐縮して褒め言葉を受け取りにくそうなときには第三者の声を使う。「○○さんも言ってたよ」。最後は主観で褒めきる、「少なくとも私はそう思うよ」と言い切るのです。そういうことを広めたくて、「ほめ達!」検定を始めました。

 --そこまで褒めることにこだわるのはなぜですか

西村:日本はこんなに平和な国はないと思われますが、いじめやパワハラなど学校にも職場にも、目に見えない銃弾がいっぱい飛び交っているのが現状です。その銃弾は優しい人の胸に撃ち込まれ、心がポキンと折れてしまう。協会を立ち上げる前、経営者仲間と大学の後輩がほぼ同時に命を絶ってしまった。なぜ死んでしまったのだろうと考えるなかで、同じように命を絶つ人が3万人もいるということの重大さを知りました。「心の内戦状態」です。

 --厳しい現実ですね

西村:褒め言葉は、心のエアバッグ、シートベルトになると思うんです。褒められても忘れてしまうけど、ぎりぎりになったときにその人を救う。エアバッグやシートベルトが普及したように、“褒める”を増やし、心の病に苦しむ人を減らしていきたいと考えています。

ーー引用はここまでーー


尚、西村さんの経歴として下記のように紹介されています。

西村貴好(にしむら・たかよし):昭和43年、大阪市生まれ。大学を卒業後、野村不動産を経て家業のホテル、不動産経営に携わる。平成17年、ほめる調査会社「C’s」を創業。22年から「ほめ達!」検定を開始し、現在は「一般社団法人 日本ほめる達人協会」理事長。著書に「繁盛店の『ほめる』仕組み」(同文舘出版)「ほめる生き方」(マガジンハウス)など。



さて、上記で言われていることで重要なことは、「心の内戦状態」という言葉だと思います。世間では、世界の平和、戦争のない世界を希求する人々で溢れていますが、一向にそれが実現する気配が見えません。

それもその筈です。人々の心が「内戦状態」になっているから、現象面での戦争が無くならないのです。これを理解するためには、私たちの想念(日々の想い)がどのように作用しているのかが分からないといけません。

何時も申し上げているように、自分の出した念(想い)は必ず自分に返ってくるだけでなく、世の中にも直ぐに波及します。幾ら、平和や戦争の無い世界を願っても、一人一人の心が内戦状態で、憎しみ、嫉み、羨み、呪い、怒り、不平不満、疑い、迷い、心配心、咎めの心、イライラ・セカセカする心などを出していては、実現するはずはありません。



ともかく、良い念を出せば、自ずから良い結果が自分に返ってきますし、世の中にも良い影響を与えます。逆に悪い念を出していると自分だけでなく、世の中にも悪影響が出て来ます。

これは「因果の理法」であり「原因結果の法則」の基本です。こうした宇宙の法則は峻厳に働きますから、誰一人として、この法則から逃れることはできません。

このことを理解して、上記で述べられているように積極的に「人を褒めること」は、善念の発揮ですから、そこに良い結果が出て来て、個人にも社会にも良い影響を与えます。



褒めるということは、相手の立場を理解して、相手の良いところを指摘したり、気づかせてあげることになりますから、これこそ「愛の行為」であり、神(宗教的な意味ではなく、宇宙の創造主ということ)のご意図に沿うものです。

これから益々、地球の波動も高まり、これまでのような自分さえ良ければいいとか、弱肉強食的な生き方は通用しなくなります。

皆がお互いの良さを認め合い、助け合い、思い合って生きていく者しか生き残れないような、精神性の高さが求められる時代になって行きます。

そうした折りに、上記で言われているように、互いに褒め合うことは一番大事なことだと思います。褒めることに理屈はいらないのですから、先ずは家族から褒め合うことを始めたら如何でしょうか。







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