再び、真向法(まっこうほう)について

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まっこうほう

以前に簡単な健康法として、誰にでも手軽にできる「真向法」について言及しましたが、今回は動画を交えて再度、真向法について紹介いたします。

実は、「真向法」は経絡体操とよく似ています。と言うよりも、外見上は同じに見えます。

但し、真向法では何故、そうしたポーズを取るのか、またそれぞれが「経絡」と関係あることが説明はされていませんが、それぞれのポーズは明らかに経絡の伸展を図っています。



真向法は、第一体操、第二体操、第三体操、第四体操の四つの体操で構成されています。経絡体操の基本は六つの動作があり、それに付随する補助体操が沢山あります。

この真向法のポーズを経絡体操的に言いますと、第一体操は「心・小腸系」のばし、第二体操は「腎・膀胱系」のばし、第三体操は「肝・胆系」のばし、第四体操は「脾・胃系」のばしに当たります。

それぞれの体操のやり方の説明と動画を載せておきますので、是非ご自分で体験して見て下さい。



<第一体操>

1、足裏の小指側を合わせて坐り、足を両手で包むように持つ。股関節を開き、内腿を伸ばして膝が浮かないようにする。

2、背すじを伸ばし、真っ直ぐのまま、息を吐いて(口から吐いてお腹を凹ませる)上体を前に倒す。体を丸めず、股関節を支点に骨盤を倒すように前屈する。お腹を踵に近づけ、胸を足先につけ、額を床につけるようにする。両肘は外に開いて床につける。但し、無理な動作はしないこと。

3、息を鼻から吸ってお腹を膨らませながら体を起こす。この前屈、戻るを腹式呼吸に合わせ10回繰り返す。

この第1体操は股関節と内またを柔軟に伸ばします。 鼠径部のリンパの流れを良くして、腰を開く体操です。





<第二体操>

1、両足を揃え前に伸ばして座る。背すじを伸ばし、足先を立て、アキレス腱を伸ばしながら両手で足先を持つ。

2、息を吐いて、背すじは真っ直ぐのまま、前屈し、ヘソを太腿につけ、胸を膝のあたりにつけ、額を脛につけるようにする。但し、無理をせず、出来る範囲の所まで曲げて下さい。

3、息を吸いながら上体を起こす。何回行えばいいと言う訳ではありませんが、この運動を百回行うと内臓の働きが良くなり、便秘などの解消にもなります。

この第2体操は股関節と脚部の後ろ側を柔軟にし、腰回りの血行を良くする。





<第三体操>


1.足を左右に大きく広げて座る。背すじを伸ばし、足先を立て、アキレス腱を伸ばす。両手は前の床につける。

2、息を吐いて、背すじは真っ直ぐのまま、股関節を支点に骨盤を倒すように前屈する。お腹を床に近づけ、両手は遠くに伸ばして、額が付くところの床に置き肘を左右に開く。胸、額を床につけるようにする。自分の出来る範囲で行って下さい。

3、息を吸いながら上体を起こす。

この第3体操は股関節と脚部の後ろ側を柔軟にし、腰回りの血行を良くする。





<第四体操>

1、正坐から足をお尻の外へ”ハの字”に出し、お尻を床へぴったり落として座わる。

2、息を吐きながら、両手を腰の後ろにつき体を後ろに倒す。肘をつき、背中も後ろ床に着ける。膝が浮かないようにふとももの前を伸ばす。

3.両腕を頭上に一杯に伸ばす。

4.その状態で数呼吸し、ゆっくりと上体を起こす。

この第4体操は太もも前部を伸ばし、膝と足首を柔軟にする。




『真向法体操』08年度段級審査




<真向法を行う上での三つの注意点>

1.曲げる時は息を吐く

息を吐くことは「息抜きをする」という言葉が示すようにリラックスすることです。リラックスして行えば筋肉もよく伸びます。ですから曲げる時は(筋肉を伸ばす時)、必ず息を吐いて下さい。吐く息の長さは約2秒です。体を起こす時に息を吸って下さい。吸う時は約1秒です。


2.腰を立て股関節を中心に屈伸する


当初はなかなか腰が立ちませんから、座布団を二つ折りにして尻の下に敷いて下さい。座布団を敷くことによって腰が立ち、股関節から曲げやすくなります。その場合頭を下げたり背中を曲げてはいけません。曲げる箇所はあくまでも股関節が中心です。

当初は、視線は2~3メートル先を見つめながら曲げるようにして下さい。曲がるに従って下を向いて下さい。この座布団修練法は第一、第二、第三体操でも応用して下さい。


3.動作は大きくゆっくりとする

ややもすると前に曲げようとするあまり頭が下がり、動作が小さくなりがちです。真向法のねらいの一つは、体を柔らかくすることです。体を柔らかくするためには動作を大きくし、筋肉を伸ばしたり縮めたりしてしてほぐして下さい。

筋肉がほぐれてくれば、自然に体は曲がるようになります。けっして、反動をつけたり、頭を床なり畳に着けようとして無理に曲げないで下さい。



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